どにちです。
2025年もどうぞPICOPICOSOFTをよろしくお願いします。
今年の目標はなんと言っても、4月に新作『ふたりぐらし』を出すこと。
これに尽きます。
12/23に一般体験版も出しまして、とても多くのお声をいただきました。長く作っている自分たちではわからなくなっていたり、多ければ多いほど良い日常のミニイベントや会話差分のネタをもらったりで本当に助かっています。良いゲームにしたい。がんばります。
また、4月まではめちゃんこ慌ただしいので、このブログは4月までは去年のうちに用意した記事が自動で投稿されるように予約しています。なんかタイミングに合わない変なことを言ってるかもしれませんがご容赦ください!
さて、余談コーナー。『ふたりぐらし』について主催のフニと常々話していることは「都合が良すぎる」ぐらいの理想的な美少女ヒロインとの生活感を楽しんでもらえるエロゲーにしよう、という方向性です。
……フニと自分の現実の会話も上記の感じで終わっているのですが、よくよく考えるとそこには補足すべき言外の含みがありそうです。そのへんについてもうちょっと書いていこうと思います。
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創作においても取材の確かさやリアリティを重んじる向きはありますが、PICOPICOSOFTはフィクション万歳派ですし、古き良き様式にすなおに乗っかっていく方です。
えっちなゲームを作っている以上、えっちな方面での満足感があることが第一義です。それを満たせることが優先されるので、たとえば前作では初体験の女の子が男性にただただバコバコされてヨガり狂い絶頂に達する――いわゆる快楽堕ちという展開が出てきます。現実的に考えればありえないことかもしれませんが、<これはえっちさを第一とするゲームです>という添え木に合わせて空へ空へ伸びていきたいわけですね(現実で出来ない欲望を叶える、というフィクションの目的もあります)
添え木があるから好き勝手な方向へいけないと窮屈に感じる人もいるかもしれません。添え木不要派でうまくやっている人もいるでしょうし、このへんは本当に各々の好みですが、PICOPICOSOFTは逆に「添え木のガイドがあるから安心して先へ進める」と喜んでベタベタなことをやります。
いま添え木とたとえているものは「そのジャンルの様式美」や「ユーザーさんの声」、「王道展開」などに呼び替えてもいいもので、つまりは「わかりやすさ」を担保してくれるものだと思います。
わかりやすいことは、とてもいいことだと思います。おかゆやうどん、おでんのようなものですね。
受け手にとって都合がよくてわかりやすい娯楽としてのフィクション――そういうものに励まされながら、現実に戻ってまた人間・人生をやっていく元気をもらう経験をフニも自分もしてきました。たまさか作る側に回ったとしても、だったら目指すものは同じような作品でありたいと思います。
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