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書く欲、読む欲

こんにちは、どにちです。

北海道でもめちゃ暑くなってきました。


こうなるとインドア派の自分も活動的になるもので、

資料本探しに街へ出かけたりが躊躇なく出来るようになりました。


 ◆ ◆ ◆


制作中の『ふたりぐらし』も順調に進んでいます。

主担当テキストのどにちの作業も順調すぎるあまり、

自分が日々いったい何文字、何KBを生産しているか把握できません。



2022年12月の記事でも、

「前作シュヴァヒスで、シナリオの生テキスト部分を自分が何文字かいたかわからない……」

と書いていました。


次(ふたりぐらし)はそのあたりどうにかできる仕組みを考えたい……と思いつつ、

やっぱり、生テキスト単独で保管するようなこともなく、

書きあがったテキストはすぐにスクリプトも書き込んでしまいます。


そうしないと書きながら考えていたゲーム上の演出意図を忘れてしまうので……。

(ここで表情がこう変わる、こういうSEが鳴る、暗転する等々)




今回はシステム担当を別の方にお願いしていることもあって、

シナリオのわきには、「~~なシステム、変数の管理をしてください」と

コメントアウトで書き添えます。

これも、誤解が起こらないような書き方を、と思うと結構な文字数に。


そうやっていざ実装されたものをみると、

プレイ感を調整するために文脈が変わらないようにしつつも、

台詞を1クリック単位で増やしたり減らしたり。



ということで、やっぱり生テキストだけ手元に残すことはむずかしいし、

残していても実装後に加筆修正して変わってきてしまうものでした。



作っているのはゲームですし、書いた文字数にはやっぱりあんまり意味がありません。

体験としておもしろければいいわけですし、

「同じコマンドを実行してもランダムで出てくるテキスト(台詞)のパターンが膨大にある、ダブりにくいのがおもしろい!」

といった遊びであれば、書いた量と読まれる量には乖離が出てきますが、

まあ、それでいいのでしょう。


便宜上ライターを名乗っていますが、

自分が字書きや作家だという感じがしないのも

そういう考えが背景にあるからかもしれないなー、とふと思いました。


 ◆ ◆ ◆


……とかなんとかやっている内に、

桜井政博さんのタメになるYoutube動画も未視聴ぶんが溜まってきました。


どこかでエイヤと集中的に視聴したいですね。



任天堂ホームページの「社長が訊く」も読み返したい。

一度ぜんぶ読んだのですが、時間が経って大部分を忘れてしまいました。

再読すれば、当時以上の感動と至福が得られるはず……。

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