自信のなさに自信あり
- どにち

- 8月1日
- 読了時間: 3分
こんにちは、どにちです。
ネガティブな件名ですが、まあ、どにちという男はつまらない男なのだ、というお話です。
その実例をるるあげつらっても仕方が無いので、とにかくどにちは自分をつまらない人間だと確信している、ということだけご理解いただけますと幸いです。
さて、そんな自分ですが、自身が主要な役割を果たして制作したゲーム『シュヴァリエ・ヒストリエ』と『ふたりぐらし』については、おもしろいはずだ、いいゲームのはずだ、と信じています。反省すべきこと、対応中の課題や至らなかった点などはもちろんあるのですが、どちらのゲームも「これぐらいの結果が出たらうれしいなぁ」というラインを超えた、望外の反響を賜ることができ、大変光栄に思っています。
おもしろそうだ、遊んでみたいと思ってくださった方がいて、実際にそうしたあとにレビュー等々で「よかった」と言ってくださった方がいらっしゃる――その部分によって、これらのゲームがいいものだと客観的なお墨付きをいただけている。そのように理解しています。どにち自身の自己評価の高低とは関係ないんですね。
だいたい『シュヴァリエ・ヒストリエ』も『ふたりぐらし』も、どにちがひとりで作ったわけではなく、どちらも多くの方々のおちからを借りています。皆さんが持ち寄ってくださったもののちからによって、遊んでくださった方の心になんらかの動きを生むことができたのだと思います。あとベタが好きなので。ベタとは王道です。みんなが飽きずに好んで通る道です。何回くりかえしたっていいと思えるからこそのベタなのです。
そういう次第で、自分がかかわったモノへの評価と、自分自身への評価は切り分けられている、あるいは切り分けるべく心構えをしているわけですが、それでも困っていることがチョットあります。
どにちの身近な人、つまりどにちのつまらなさを知っている人にほど、どにちのかかわった作品が評価してもらいづらいのです。単純に興味を持ってもらえなかったり、渡しても遊んでもらえなかったり、なんだり(もちろんその逆の方もありがたいことにいらっしゃいます)
まあ知人のおっさんが作ってるエロゲーに向き合い、そのオッサンに向けて感想を言えというのも酷な話なのでしょうが、ゲームに没入しきれずにおっさんの顔をチラつかせてしまう時点でどにちの方に精進が足りていません。
「がんばる」しか答えの無さそうな悩みではありますが、そういう馬脚的な諸々が出てしまわないようにどにちはもっと水面下でおとなしくして、露出を減らすべきなんだろうなぁとも思うわけです。月一の日記ならなんとか取り繕えているかなと思いますが、これ以上はちょっときびしそうであります。

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