ひっそり月イチ更新を続けたい。どにちです。
さいきんはフニ主導企画『ふたりぐらし』の細かい会話パターン出しや、地の文が必要な箇所について軽く打ち合わせています。
実際に動き出せば自分も100~200パターンからの執筆量になりそうですが、『シュヴァリエ・ヒストリエ アペンド』のデートパートを乗り越えた後では余裕だぜ! という楽観も働きますが、初挑戦のジャンルですから、いざやってみると様々な気づきがあって迷いながらも楽しく進行することになるのかなーと思っています。
ちなみに『シュヴァリエ・ヒストリエ』本編の時のどにちはPICOPICOSOFTへの正式参加直後。
『ルネズファーマシー』以降のいくつかのフニの構想を再構成する形で「まずは試しに短編~中編ぐらいのものを作ってみましょうか」というノリで開発を始めました(それが気付くとアペンドを作るまでの規模に膨らんだのです!)。
当事、「新入りのテキスト&組み込み担当があまり自己主張してもな……」とビビりながらの制作だったため、随所に遠慮が出ていました。特にテキスト量で顕著ですね。
が、リリース後に「もっとテキストを読みたかった」という旨のお声を多数頂戴し、
たいへん驚喜したものです。ありがとうございます!
Steam版『シュヴァリエ・ヒストリエ』でも翻訳機頼りでレビューを読ませていただいていますが、やはり同様のお声が多く、Kagura Games様にお任せした『アペンド』がお返事となれば幸いです。
また、海外の皆様からのレビューでも、主人公ジャンヌ以外のキャラへの言及はメドラウドが目立ちますね。
『シュヴァリエ・ヒストリエ』のシナリオ初期案についてフニからの要望はほとんど無かったのですが、唯一「敵ボスの中にも1~2名は仲間や攻略対象になる余地を作って欲しい」といった意味のことを言われた結果、メドラウドとダンテがあのようなキャラとなりました。
正義の少女騎士なジャンヌと敵対するけど和解の可能性がある……となれば、「悪を以って正義を為す」存在。ダークヒーローやクライムファイターといったキャラクター、そうだ! バットマンだ! とどにちは安直に連想しました。
というわけで、直接的にオマージュした要素があるわけではないのですが、メドラウドのキャラ構想にはなんとなーく念頭にバットマンが居たのです。先日、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』を見ながら、そんなことをふと思い出したのでした。
実際に書き始めていくと、名前は円卓の騎士モードレッドの別読みから採ってきたり(あちらも原典からしてドラマチックな人物造形ですよね)、主軸であるジャンヌとリリィの物語に合わせて調整を駆けたりで幾多の変遷があり、『アペンド』で再度とりあげた際にもいろいろと背景が厚くなりました。
ダンテについても別の機会で触れるのもいいかもしれませんね。
それでは!
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