秘書問題
- どにち

- 4月1日
- 読了時間: 3分
オタクは思考実験ネタが好き。こんにちは、どにちです。
哲学や数学はロジカルな話をするにあたって、なんだか異常なシチュのたとえ話をしますね。
シュレディンガーの猫が一番有名なやつでしょうか。
他に秘書問題というのがあります。詳しくはWikipediaを見てください。
たくさんの何かに出会う中で、出会った瞬間にその1つのものをベストとして選びとることができるのか、できたとしてそれが本当にベスト(集まったものすべての中でトップ)である可能性を上げるにはどうすればいいのか。
そんなお話ですね。
秘書の部分は、マイベスト漫画とか一番好きなラーメン屋さんに置き換えても構いません。
で、数学的には答えも出ています。
まず37回の出会いをし、すべて採用しません。その中でもっとも優れていたものを覚えておきます。38回以降で、その37中のトップを超える出会いがあれば、そこで採用とするのが確率的にはいちばんよいそうです。
なぜそうなるのかは皆さんでおしらべください。
どにちも数学にはうといので、とにかくそういうものらしいぞ、としか理解していません。
さて、というわけで、数学に明るくない私がシンプルに思うのが「まず37の出会いをするということ自体が、多大なるエネルギーを要するぞ」です。
1番好きなラーメン屋を聞かれたら、近所のたまに行くお店を答えることはできますが、そのお店に今まで20回も行ってはいないと思います。今まで生きてきて入ったラーメン屋さんじたい、たぶん30を超えてはいないでしょう。
マイカーとして中古車を買うときとか、スマホとかを買うときとかも、きっと色々吟味はするでしょうけれど、
37個以上も見渡して比較検討することはないと思います。せいぜい候補は5個とかじゃないでしょうか。
カラオケにいけば必ず選曲したりアルバムとか購入したことのあるアーティストさんが何組がいらっしゃったとしても、30組超えと自信を持って即答できる人は少ないのではないでしょうか。
ことほどさように、本当に限られたチャンスの中で自分にとってのベストを選び取ろうとするために、30以上もの対象とまじめに向き合う……これはとんでもないことです。そこまでのことをすれば、確かに確率的な話を抜きにしても、見識が広まり、判断力が磨かれることでしょう。
しかし、ひとによっては余裕で30や50、100以上のなにかと向き合ってきて、それが好きだから苦でも無かった、というものもあるでしょう。
ラヲタなら余裕で50軒以上ラーメン屋さんを回っているでしょうし、エロゲユーザーさんの中には本棚やDLsite購入履歴がエロゲでびっしり! という人もいるでしょう。そういう人は実はすさまじい活動をすでに行い、その分野で一定の見識を備えていると言えるのかもしれません。好きこそものの上手なれ、というよくある言葉ですが、秘書問題とはこれを傍証しているようにも感じます。
オタクであることの強み、ここにあったか! との思いです。
ということで自分も罪悪感とか無しにどんどんゲームとかやって行こうと思います。

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